2018年6月18日月曜日

Book 「後妻業」 著者:黒川博行

BOOK





「後妻業」



著者: 黒川 博行




文春文庫


「破門」で直木賞受賞後の第1作品です。

初めての作家さんでーす。

2016年に「後妻業の女」で映画化。

豊川悦治と大竹しのぶが共演した作品の原作単行本です。

91歳の構造は妻に先立たれ独り暮らし。

結婚相談所紹介で小夜子69歳と出会う。

小夜子は資産家を狙った後妻業を生業とするプロです。 

そのパートナーは結婚相談所の社長。

解散したやくざの親に育ち裏社会にも明るい柏木が結婚相談所を大きくしていきます。

裏稼業は 後妻業となる女の斡旋紹介です。

成功報酬は相続した金額の50%。

つきあい出して1年ぐらいで死亡、突然現れ相続権の行使をせまる小夜子。

葬儀にも堂々と出てきていきなり公正証書をだし「全額相続します。」と主張する。

親族の目など気にもせず、喪主を堂々と勤め上げます。

高額な生命保険がかかっていない80歳90歳代の高齢者の死を不審に思わない警察。

法律上何もできず悔しがる親族。

そこで元刑事が真相を明らかにしていく。

そして1~2年で次々死んでしまう高齢者の男性たち。 

司法書士、弁護士、現役刑事と興信所の元刑事、しゃぶ中のヒットマン等々。

登場人物はそれぞれ強いキャラクターで構成されテンポよく展開が進みます。

現実に事件にもなった後妻業。

さみしい独居老人 優しいおばさんに・・・コロッと行っちゃいますね。

コロッとハートどころか命取られない様気を付けましょう。

 面白くて一気読み。


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