2017年11月27日月曜日

Book 「サラバ」著者:西加奈子

Book



「 サラバ 」




著者:西加奈子





小学館文庫


直木賞受賞作品

西加奈子作品です。

主人公の 「圷 歩」アクツアユム は1977年テヘランで生まれる。

作家の西加奈子も生まれが同じく1977年テヘラン市生まれで大阪育ちです。

多分作家自身の経験的な自叙伝なのかなあ?

と思わせるようなリアリティさに迫力を感じる長い物語です。

家族のこと。 

まじめでおとなしい商社マンの父親。 派手で社交的な母親。 

即切れてしまいまともに学校に行かない姉。

テヘランから実家の大阪へ。

そしてエジプトカイロ。 宗教。 言語。マイノリティ。

両親はのち離婚し家族崩壊。

幼少の頃から精神的に壊れている姉や 気の強い母親に何も言えない。

いつも人に気を使い人の目を気にしている 歩が 大人になって 壊れていく。

生まれてから小学生、中学生期。 高校大学期。 

ライターになる社会人の現在と、上→中→下巻と続く長編です。

物語は殺人などのアクションがあったりなどの派手さはありません。

でも最終章に感動というか重いものが心に残りますよ。

この帯ワード 「これはあなたを魂ごと持っていく物語」私も読者として同感です。。 



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